これまでも現場仕事を依頼する一人親方には労災特別加入をお願いし、毎年加入証明書を提出して貰っていましたが、各自それぞれ加入している団体が違う為、どうしても加入のチェックが徹底できず、加入漏れが発生していました。
平成22年4月より安達社会保険労務士事務所へ事務委託し、「エス・バイ・エルハウジング近畿災害防止協議会」として、一人親方労災特別加入団体の認可を大阪労働局より受け、下請業者・一人親方を集め説明会を通じて加入推進を行いました。
会員末端では労災特別加入制度への理解不足もあり、民間損害保険の加入のみで終わっていたケースや、また同じ労災特別加入でも「一人親方」と「中小事業主」の加入種類が誤っていたケースなどもありましたが、説明会を機に正しい理解にもとづき、会員の特別加入推進が出来ました。また自団体を通じて加入手続きを行う為、正確な加入リストが出来、加入漏れの問題も無くなりました。
現在2年目に入っていますが、更新後の加入漏れも無く、また万一の労災事故時もすぐに対応してもらえる状況で、一人親方にも安心して現場を任せれる体制になっています。現在は関西圏のみでのスタートですが、今後は中部圏、関東圏においても同様の推進事業をスタートさせていきたいと考えています。
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